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ワクチンについて

ワクチンには2種類ある事をご存知ですか?

ワンちゃんやネコちゃんを家族に迎える時に、ワクチンの説明を受けると思います。ワクチンには、法律で定められている義務ワクチンと、任意のワクチンがあります。どちらのワクチンも動物病院で接種できますが、義務ワクチンに関しては、自治体によっては、春に一斉に合同接種ができたりします。

人間の子供が義務で接種しなければいけない予防接種とちがって、動物の義務ワクチンは、動物病院でも自治体での接種でもワクチン接種料がかかります。しかし、人間と違って、義務教育制度はないので、入学前やワクチン接種時期に学校を通して行われる、ワクチン接種有り・無しのチェックはありません。保健所または、保健センターに犬、猫の登録をすると、毎年、義務ワクチンの狂犬病予防接種の案内は送られてきますが、接種をした証明書等の提出義務はありません。

動物病院で接種した場合は、動物病院から保健所や保健センターに接種報告がされます。

犬用ワクチンの種類について

ワクチン、予防接種にはいくつか種類があります。
犬の場合は、唯一法律で義務付けられているのが、狂犬病予防のワクチンです。このワクチンは、犬の健康、病気の予防というよりは、狂犬病から人間の健康守るためのワクチンと言えます。

この他には、任意になりますが、ジステンパー、伝染性肝炎、パラインフルエンザ、アデノウイルス、コロナウイルス、パルボウイルスの6種混合ワクチンと、この6種にレプトスピラ(3種類)を追加した9種混合ワクチンがあります。任意のワクチンは、生後4か月ごろまでに、2回ないし3回接種し、以後は毎年年1回接種することを勧められます。

猫用ワクチンの種類について

猫の場合は、コアワクチンとして、ウイルス性鼻気管炎、カリシウイルス感染症、汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)の3種混合を、生後4か月ごろまでに2回接種していたら、翌年1回、以後3年に1回接種することを勧められます。外出する猫に関しては、毎年接種を勧められます。白血病は、幼猫期に2回接種していたら、以後は必要に応じて接種することになります。

ネコちゃんの場合は、慣れたかかりつけの動物病院での接種をお勧めします。ウィルス性の病気には特効薬がないため、ワクチン接種で早めに予防することが効果的だということです。