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犬の食に対する栄養学

栄養バランスを考えた食生活

犬の食べ物の栄養学では、犬の食事の栄養割合は基本的には人間と同じタンパク質・脂肪・炭水化物の3大栄養素とビタミン・ミネラルそして水分などが必要です。犬はもともと肉食であり、人間と比べると高タンパク、高脂肪の食事を心がけるとよいのですが、与えすぎは肥満、逆に不足すると体重が減ったり被毛への栄養不足になりツヤがなくなってきたりします。また犬は完全な肉食動物ではなく、いわゆる雑食性なので、当然肉だけでは生きていくことはできず、タンパク源の肉類が食事全体の大半を占めてしまうのはいけません。

年齢と共に必要な栄養も変わる

年齢に適した良い質のものを与えるようにしましょう。年齢だけでなくすべての犬が同じ栄養を必要としているわけではありません。大きさや運動量によってもフードの質を変えなくてはいけません。ペット自身のトラブルで多いのは、アレルギー症状がよくならないというものがあります。飼い主様は薬に頼ってしまいがちですが、アレルギーは食べ物と密接な関係があり、食べ物を変えると改善されたりします。食べ物を変えると一言でいうのは簡単ですが、ただ変えるのではなく質の良い食べ物・フードにしなければ意味がありません。また犬の皮膚そのものを丈夫で強いものにするために、食べ物だけでなくサプリメントでオメガ3脂肪酸を補うのもよいとされています。