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ペット用漢方薬について

ペット用漢方薬とは?

ペットの漢方とは、基本的には人間の漢方と変わりません。飼い主様の中には薬を使うことに抵抗がある方もいます。そんな飼い主様には漢方を取り入れた診療を積極的にすすめる獣医も多くなってきました。ペットを治す為に内科治療をしていきたいが状態によっては、副作用が強く出てしまうことで、思い通りに治療ができないということがあります。それでも諦めるのではなく、少しでも動物たちの生活が良くなるように漢方薬を用います。

東洋医学と現代医学の考え方

現代医学では、病気の原因に対して治療を優先して行うことがほとんどですが、東洋医学(漢方薬)は原因はその一部と考えず体全体の機能の乱れととらえ、全身に対する治療をしていきます。これは動物が元々持っている自然治癒力を活性化させることです。東洋医学(漢方薬)の考え方を持って治療にあたる獣医も増えてきています。

漢方薬治療の知識や判断は飼い主様にも必要

ペットを治してあげたいと思う飼い主様の気持ちは同じですが、治療法に関しての考え方は飼い主様それぞれです。漢方薬はある程度、動物でも薬の効果が分かっているものも多くありますが、人間のように症状に合わせて使用するといった目安がなく、情報が少ない点が問題でもあります。獣医師の経験や多くの経験をしている獣医師の意見、研究報告などを参考にして使っているという現状があります。飼い主様が自ら漢方を希望する場合は、使用可能な漢方薬とその効果、西洋医学(一般の薬)との違いなどをしっかりと説明をしたうえで、飼い主様に使用するかどうかを選んでもらわなくてはいけません。